「タッチ」内で登場する「上杉家」の状況からみる相続手続

暑い日々が続きます。皆様ご体調など大丈夫でしょうか。
この時期になると、高校野球の甲子園中継が風物詩ですよね。
コロナ騒動で二転三転しましたが、とりあえず今年は甲子園が無事に開催される
(この記事を書いている現在ではありますが。。)ようで筆者としてはほっとしております。
このブログが掲載される頃には、決勝・準決勝付近ではないかと思います。
今年はどこの高校が優勝するのか、どんなスターが誕生するか楽しみです。

高校野球nイメージ図

野球といえば、タッチ!タッチから相続を考えます

さて、アニメ・マンガ好きの筆者からすると、
高校野球といえばやはり一番印象に残っているのは
あだち充先生作の「タッチ」です。
私が初めて全巻揃えた漫画であり、
その後の人生に大きな影響を受けました。

特に印象深いのは、
主人公上杉達也の双子の弟上杉和也が
死んでしまうシーンです。

いつもひょうきんな父・母が病院の待合所で
呆然としている様子の描写、
幼馴染の浅倉南が高架橋の下で号泣している様子の描写、
そして、上手く悲しみを表現できずに南に対して
「ウソみたいだろ?」と
問いかける達也の様子の描写は、今でも鮮明に記憶に残っています。

このように、筆者の少年時代に強く印象に残っている「タッチ」ですが、
兄弟姉妹が亡くなった場合の相続事例としては、実はとても参考になる事例なんです。
そこで今回は、「タッチ」の上杉家をモチーフに、
相続についての情報発信をしたいと思います。

上杉家の家族構成

まずは、上杉家の家族構成について振り返ってみましょう。
父・母・長男(達也)・次男(和也)とシンプルな家族構成となっております。
※パンチ(犬)は相続人ではないため、記載しません。
ここで、和也が不慮の事故で亡くなってしまう、という状況が今回の肝です。

今回の相続人

和也亡き後の家族構成は、父・母・長男(達也)となります。
もし和也がそれなりの財産をもっていた場合と仮定して相続関係を整理すると、
達也以外の父・母がそれぞれ2分の1ずつ相続することになります。
達也には相続権は発生しません。

では、さらに仮定を追加して、
もし和也に配偶者がいた場合はどうなるでしょうか。
達也に相続権が発生しないことは共通となりますが、父・母の相続分に変動がでます。
具体的には、配偶者(仮定です!)が3分の2、父・母合わせて3分の1という内容になります。

なお、仮定の仮定となりますが、もし和也に配偶者と子供がいた場合、
父・母・達也全員の相続権がなくなり、
配偶者と子供(仮定です!)がそれぞれ2分の1ずつで相続するという構造になります。

達也が相続人となる場合は?

上記事例では、達也は全てのケースにおいて相続人にはなりませんでした。
では、どういった場合に達也は相続人として登場することができるのでしょうか。

少し余談ですが、相続には優先順位というものがあります。
兄弟姉妹の場合、この優先順位が最も低い順位に位置しているため、
多くのケースで相続権が発生しないようになっているのです。
つまり、達也が和也の相続権を手にするには、
自分よりも優先順位の高い配偶者を除いた相続人がいなければ、
達也にも相続権が発生するということになります。

原作の設定を一部踏襲し、和也が死亡した時に既に父・母が亡くなっているとした場合、
達也一人が100%で和也の遺産を相続できることになります。
また、仮の設定で配偶者(子なし)と達也が相続人となった場合は、
配偶者4分の3、達也4分の1という内容で相続権が発生するという状況になります。

遺言には注意が必要

上記で事例を用いて説明した内容は、あくまで法定相続の割合となります。
しかし、もし和也が「全財産を第三者(例えば浅倉南)に相続させる」
といった内容の遺言を残していた場合、イレギュラーが発生します。
父・母・配偶者・子には、最低限の相続権利である遺留分請求権が認められていますが、
同じ両親の血を分けた達也(兄弟姉妹)には
なんと一切の遺留分請求権が認めれていないのです(2021年8月現在)。

この内容は良くも悪くもという趣旨を含んでおりますが、
注意が必要な部分なので、
良ければ頭の片隅にでも置いておいてもらえると筆者冥利に尽きます。
兄弟姉妹のみの相続だった場合は、亡くなった兄弟姉妹の遺言の存在にはご注意ください。

最後に

今回の上杉家のような相続手続き事例は、
皆様がお持ちである相続手続きのイメージとは少し違っており特殊なケースといえるでしょう。
特に、兄弟姉妹のみの相続となってしまった場合は、
子や親が相続する手続きとは違う点もあり、
難易度も高めになることがあります。

私達はらこ事務所では、今回の事例のような相談対応ならびに
相続手続き対応を何度も行い完了させた実績があります。
もし今回の事例のようなことが、少しでもお心当たりのある方は、
一度相談にいらっしゃってみてはいかがでしょうか。
初回相談は無料なので、気軽にお越しいただければと思います。

スタッフ一同、皆様の悩みを
「甲子園に連れて」くつもりで解決に向けて対応させていただきます。

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…それでは、
「タッチ」内で登場する「上杉家」の状況からみる
相続手続き事例の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(担当:吉田)

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