鬼滅の刃人気キャラクターをモチーフにした贈与について

週刊少年ジャンプでの連載からアニメ化を経て、社会現象になっている『鬼滅の刃』。

初の映画となる【劇場版『鬼滅の刃』無限列車編】が2020年10月16日に公開され、興行収入約397億円を記録、歴代興行収入ランキング1位となり、4月末頃から米国でも映画公開され順調な興行収入を記録、その人気はとどまることを知りません。

この無限列車編に登場する重要人物として、鬼殺隊「炎柱:煉獄杏寿郎(三億の男)」、そして炎柱と相対する敵として登場する「上弦の参・猗窩座」がいます。

猗窩座は、「好きな鬼ランキング」でも上位(私が見た記事では1位)を獲得するほど人気がある敵キャラです。この猗窩座に起こった出来事を参考に、今回のブログを綴りたいと思います。

猗窩座が人間だった時

猗窩座は人間だった時、父親が他界した後自暴自棄となっていました。荒れた日々を過ごしていたある日、猗窩座がいつも通りゴロツキと喧嘩をしていると、道着を着た『慶蔵』という男が現れ相対しますがあっという間にのされてしまいます。その後慶蔵は自身が営む道場へ猗窩座を連れ帰り、弟子にすると同時に娘である恋雪の看病をするように言いつけます。数年経ち、猗窩座の献身的な介護の甲斐もあって、恋雪の病状は劇的に改善、猗窩座・恋雪が共に当時の結婚適齢期にあったことから祝言をあげることになります。猗窩座は祝言をあげることを亡父の墓前に報告にいきますが、猗窩座が不在の時に事件が起こってしまいます。隣接する剣術道場の嫌がらせで、慶蔵が営む道場の井戸に毒を入れられてしまい、慶蔵と恋雪を一度に失ってしまうのです。その後、猗窩座は怒りに任せ鬼になり、現在に至るわけです。

何故隣の剣術道場が慶蔵達に嫌がらせをしたのかというと、過去慶蔵は山賊に襲われている一人の老人を助けたことで現道場を譲り受けている経緯があったからです。かねてよりその土地を狙っていた隣の剣術道場から逆恨みを買っていたことがきっかけで、この事件が起こってしまったのです。結果論ですが、この老人の行動がなければ猗窩座は鬼にならなかったかもしれませんね。

猗窩座の過去を知ると、敵とはいえ同情してしまいます。味のあるキャラクターなので、人気ランキング上位も納得です。

ここで本題

さて、ここで本題となりますが、事の発端となってしまった老人の行動は現代の法律で考えると、紛れもなく「贈与」行為となります。もっというと、老人は贈与時に存命だったので、生前贈与という行為となります。

贈与(生前贈与)は、後に相続が発生した場合の生前対策としても使われる手段の一つです。相続財産の総額が相続税の基礎控除を超え税金がかかりそうということで財産所有者が生前に相続税の基礎控除額からはみでる部分をあらかじめ減らしておく場合や、共有不動産の持ち分が複数人にまたがっており生前に整理しておかないと相続発生後に「争族」となりそうな場合などに活用されます。

また、贈与は猗窩座の過去の事例のように、渡す側さえよければ相続人外でも財産を渡せるというメリットがあるので、相続人外で世話になった方がいる場合などに活用されるのも特徴です(余談ですが、もらう側が拒否した場合は不成立となります)。

ただし、贈与を検討する際に一番重要な点は、税金面の考慮です。
総資産額や贈与金額、価格にもよりますが、一般的に、贈与税相続税よりも負担が大きくなることが多いです。
税金の納税は、現金での納付が原則なので、安易な贈与をしてしまうとせっかくの行為の意味が減少してしまいます。

猗窩座の事件を元に贈与税を検証(参考までに)

慶蔵が老人より譲り受けた不動産は、話の文脈から現在の関東近辺だと推測されること、隣の剣術道場が嫉妬で殺人をしてしまうくらいの価値があることから、一旦価値を5000万円と仮定します。私が計算したところによると……もし、慶蔵が老人から不動産を贈与されたのが現代なら、推定約2290万円程度の贈与税を払う必要がありました。

また、贈与される財産が不動産だった場合、贈与税の他にも登録免許税不動産取得税もそれぞれ別でかかってきますので、金額が大きいと受け取る側の負担もかなりのものになってしまうのです。

最後に

鬼滅の刃の時代は大正、猗窩座の事件が起こったのはその100年くらい前との時代設定(恐らく江戸)なので、当時は良かったかもしれません。しかし、もし現代でこれをやってしまうとびっくりするくらいの税金がかかる可能性があります。

現代社会では、事情はどうあれ一定以上の金銭や不動産を受け取ると、何らかの形で税金がかかってきます。
渡す方も受け取る方もそういった仕組みを理解した上で、不測の損害を事前回避する対策をすることは非常に重要なことです。

弊社はらこ事務所では、贈与手続きはもちろん提携税理士による税金対策を踏まえた”コンサルティング”を承っております。もちろんコンサルティングを行う際は、「全集中」で「心を燃やして」対応させていただきます。
初回相談は無料ですので、もし今回ご紹介した事例に少しでもお心当たりがあるお客様は、お気軽にご相談いただければと思います。

それでは、鬼滅の刃人気キャラクターをモチーフにした贈与についての説明でした。
少しでも皆様のお役に立てたなら嬉しいです。ではまた次回!

冬の家族信託相談会のイメージ

※余談ですが、猗窩座のCVを担当しているのは声優の石田彰さんです。エヴァンゲリオンの登場人物・渚カヲルのCVを担当している声優さんです。粗暴で無骨なイメージの猗窩座と少し影はあるものの一見好青年な渚カヲルのキャラクターイメージが違い過ぎて、とても同じ人が担当しているとは思えないですよね。声優さんってやっぱり凄い!

(担当:吉田)

相続の不安・相続の相談は名古屋相続相談所へ

相続の不安・相続に関するお悩みは、名古屋相続相談所におまかせください。
ご相談の際は、名古屋相続相談所のフリーダイヤルまで、お気軽にご予約ください。
メールの場合は、名古屋相続相談所メールフォームへお問い合わせください。
(担当者が不在にしている場合もございますので、あらかじめご予約いただければ幸いです。)
相続のことは、だれにでも訪れることではありますが、何度もあることではないため、どこに相談すればいいかわからない、という方がほとんどです。
名古屋相続相談所では、相続に関するお悩みに対し、親身になって対応しております。
相続の各専門家のご紹介も行っておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。

フリーダイヤル 0120-889-719

名古屋相続相談所までお気軽にご連絡お待ちしております。

わからないこと、お困りのことがございましたら、
お電話またはメールでお気軽にご相談ください。
手続きの費用のこと、どのくらい日数がかかるのかなど、どんなことでも構いません。
○○のことで相談したい、というだけでも結構です。
お問い合わせいただいたご相談につきましては、
親身に、丁寧にご対応させていただきますので、遠慮せずに何でも聞いてください。
相談無料、土日祝日・夜間も営業しております。
名古屋駅から徒歩5分。お仕事やお買い物のついでにご利用ください。
お問い合わせ、お待ちしております。

相談専用ダイヤル☎ 0120-889-719

                            052-890-5415

 

(年中無休 朝9時~夜8時)