相続と贈与についてわかりやすく解説「鬼滅の刃」

相続と贈与についてわかりやすく解説「鬼滅の刃」

相続と贈与のわかりやすい解説「鬼滅の刃」をモチーフに

相続と贈与について、わかりやすい解説を行っています。
前回10月のブログで、相続と遺言をわかりやすく解説「鬼滅の刃」にちなんだブログを記載しました。

その時は「相続放棄」についてでしたが、アニメ2期の放送が開始される今月に、もう一つ、「鬼滅の刃」作中のキャラクターがとった行動を元に、相続に関連する法律行為について、お読みいただいている方にわかりやすく楽しく情報をお届けしたいと思います。

今回お伝えする情報は、「贈与」についてです。

贈与についての事例紹介

今回の贈与に関してのお話でモチーフにするのは、「耳飾りの剣士」「始まりの呼吸の剣士」「鬼殺隊最強の剣士」と呼ばれる【継国縁壱(以後、縁壱さんと記載)】です。

筆者である私が、「鬼滅の刃」の数いるキャラクターの中で一番好きなキャラクターです。

ラスボスである鬼舞辻無惨をも圧倒する実力を持ちながらも、奢ることなく、あらゆるものの生命を大事にするという、実力・人格共に文句なしの人物です。
劇場版映画の影響で、煉獄さんのファンが急増したようですが、私は変わらず縁壱さんが一番好きですね。
願わくば縁壱さんのように、私も実力・人格共に文句なしの人物になりたいものです。

※鬼滅の刃の舞台は大正で、かつ縁壱さんが生きていた時代は戦国ですが、時代背景は考慮 せず、2021年現在での法制度を前提に話を進めますのでご了承ください。

縁壱さんのどういった行動が贈与にあたる?

縁壱さんは、幼少期に自身の存在が兄の迷惑になることを避けるため、実家の名家を家出しております。

その後、将来の妻となる「うた」と出会います。
うたとうたの実家で何年も二人で暮らしますが、夫婦となり出産を控えたうたが出産直前に鬼に殺されてしまいます。
このことをきっかけに縁壱さんは鬼殺隊に入隊します。

誰も居住する人がいなくなってしまった縁壱さんとうたが住んでいた家ですが、縁壱さんの鬼滅隊入隊をきっかけにしばらく空家になってしまいます。
その空家を、ふとしたきっかけで見つけた炭彦とすやこ(本作主人公:竈門炭治郎の祖先)が住み着きます。
その後、かつて自分の家だったところに炭彦とすやこが勝手に住んでいることに縁壱さんが気付きますが、何も文句を言わず、かつての家を二人にあげる、というシーンがあります。

縁壱さんの性格の良さが伝わるシーンで、ほんわかするのですが、この行為が現代であれば贈与に当たるかもしれない行為となるわけです。

贈与で年間一定額以上の金額(価値)を受け取ると税金がかかる

2021年12月現在の話となりますが、

年間で110万円を超える金額もしくは110万円以上の価値がある物を受け取ると、
受け取った側に「贈与税」がかかります。

また、受け取ったものが不動産であれば、贈与税の他にも「不動産取得税」「登録免許税」といった各種の税金が受け取った資産額に応じてかかってきます。

今回の縁壱さんがしたことも、一定以上の価値がある物だった場合、炭彦・すやこ夫婦に不測の税金リスクを負わせてしまう結果になったかもしれません。
縁壱さんは良かれと思ってした行動だったとしても、この部分は変わりません。

自分のものを自分の判断で任意の人にあげただけで何故税金がかかるのか、納得のいかないルールだと思う方もいるかもしれませんが、
現行法ではそうなっているので、一定額の価値を超える金銭や物をあげる場合は注意が必要です。
この基本ルールを知らない方がほとんどなので、この機会に覚えておいてもらえると嬉しいです。

相続税や贈与税の税制改正に要注意!

なお、余談ですが、近年この「一定額の控除部分」について無くそうとする国の動きがあります。
もしかしたら、今後価値のある何かを自分以外の誰かに渡そうとすると、一定額の控除がまったくなくなり、金額(価値)全体に対してもろに税金が課せられてしまうようなことが、近い将来おとずれる可能性があります。
そのため、なおさら自分以外の誰かに何かをあげる場合には注意が必要になってきます。

相続や贈与のことは名古屋相続相談所へ

鬼滅の刃の時代は大正、縁壱さんが生きていた時代は戦国時代なので、今回の縁壱さんの行動も「ただの良い人の行為」ですみました。

しかし、もし現代でこれをやってしまうと思わぬ税金リスクが潜んでいます。

渡す方も受け取る方もそういった仕組みを理解した上で、不測の損害を回避する知識はもっておいた方がいいでしょう。

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…それでは、「鬼滅の刃」登場人物をモチーフに贈与について事例の紹介でした。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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